こうして、2016年6月23~29日
ブータン6泊7日の旅が終わりました。
ツアーだけど観光じゃなくて、旅。
もうあまりにもディープすぎる時間を過ごして
なんて感想したらよいのか、分からない!
が、感じたこと必要なことおもしろすぎたこと
自分が調べても分からなかったこと
ブータンについてとにかく感じたなんかすごすぎたこと
ここにまとめます!!
■お金
まず今回6泊7日
シンガポールからブータンへの旅行ですが
日本との国交30周年で大分格安になっており
お値段は22.8万円ほどでした
(これにはガイドさん、運転手さん、ホテル代、VISA代が含まれています)
で現地で使うお金ですが
基本的にブータンはニュルタムですが
米ドルがすごく強いです
なので、米ドルを持って行けば
ホテルやお土産やさんはUSDで払えます
でそのおつりはニュルタムで帰ってくるので
そのニュルタムを使って
ニュルタムしか払えないお店で使っていく
というスタイルがいいと思います
よって我々はUSDを持って行っただけで
ニュルタムへの両替は一度もせずにすみました
そして使ったお金ですが
私は米ドル220持って行って
残ったのが90ドル
・キラ 88ドル(約10500円)
・お土産 10ドル程度(約1200円)
・7日間のビール総額 約1600ニュルタム=約3200円
これが安すぎる!!!!最高
最後にガイドさんに二人でチップをあげて
残り80ドル
総額使ったのは140USDくらいでした
とゆうか、もしキラを買わなければ
50ドルも使ってないんじゃないかと。。
毎食コーヒーや紅茶をたくさんくれて
常にガイドさんが守ってくれて
基本的に私は毎食のビール以外
お金使う機会はほぼなく全然お金は必要ありませんでした
お土産をたくさん買いたい場合にはお金を持って行ったほうがいいですが
それ以外には本当に現地で使うのは
お賽銭とビール代くらいです
お水などは全部毎日ガイドさんが用意してくれます
日本円からUSDにいくら両替しようかなやんでいる場合
1万でも十分ですが不安やと思うので2万が妥当かと
3万すればもう十分すぎるかと
■お酒
ブータンの人は
お酒が大好き\
最高
あたしもそんなあなたたちが大好き
そしてシンガポールとは違ってどこでも
ビールが置いてあるのが、本当最高!!!!!
日本からいく場合はビールあって当たり前かもしれませんが
シンガポールやマレーシアはビールが置いていないレストランも多いので
ブータンでどこいってもビールが置いてあったのが
驚きと、果てしない喜び
そしてやすい
場所によって値段は変ります
その辺の商店みたいなお店だと
大体大瓶70~100ニュルタム(約140~200円)
ホテルだと150~200ニュルタム(約300~400円)
ちなみにもしそのお店に置いていない場合
隣りのお店から持ってきてくれたりもするし
冷えてなければI’d like cold beerとゆえば交換してくれるので
聞いてみるにこしたことないです
ブータンのビールは主にあるのがこれ
「Super Strong Beer DRUK 11000」
スーパーストロングビアーとゆうだけあって
8%が標準!
さくっと飲みたくてもこれが出てくるので
昼間から十分酔っ払い
ちなみに他にあったのはLight Beer
「Lager Beer」5%
そして中々西側の地方ではお目にかかれないと言われている
RED PANDA レッドパンダ
これはお店でおいているところは見なかったですが
なんとパロの街中のスーパーで普通に売ってました
冷えてなかったので欲しかったけど断念
そしてブータンで有名な焼酎
「アラ」
私は2日目に
農家に民泊させてもらう機会があったので
その時に頂きました
日本酒と焼酎をあわせたような
割と焼酎だけど日本酒っぽい味がした
でもこれは各家庭によるらしい
そして民泊しなければ特に出てくることはなかった
あとはウィスキーがいいよ!と言われたけど
酔っ払うのでやめておいた
■道
道路事情はお世辞にもいいとは言えない。
私はカンボジアの凸凹道が今までで一番過酷でしたが
それを遥かに越える凄まじい道でした
すぐ脇は崖だし、道はでっこぼっこで
道路は水でぬかるんでさらにでこぼこになっていて
常に車は波の上を走っているんじゃないかと思うほど。。
そこら中で工事が行われてて空気は悪くて
かつ大体移動は山道なのでそうとう
揺れるしクネクネ曲がりまくる!
酔いやすい人は酔い止め必須だと思います
あと、道路工事で道が封鎖されてることも日常茶飯事で
30分〜2時間程度待たされることもあります
寛大な心で
■トイレ
相当な覚悟でいったけど、実際
以外と、綺麗だったかも?って感じです
マレー系の国と違ってブータン人はちゃんと
ティッシュを使う文化があるので
大抵のトイレにはティッシュが置いてあるし
そこまで汚いとこはあんまりなかった!
ただ100%ではないのでやはりティッシュを持ち歩くのは必須。
おしりふきシートを大量にもっていくとgood
そして、山道の移動が多いので
トイレに数時間いけないこともザラです
その場合は、はい。
「青空トイレ」です
最初はちょっと抵抗あるかもしれませんが
ブータンの中にいるとそれが普通で
だんだん、全然抵抗なくなってきます!
後半わたしは下手にトイレ行こうとして
そのトイレが虫だらけで汚い場合
「このトイレ汚いから、どっか草むらでしたい」
って感じで虫にまみれた場所より野外トイレを選択してました。笑
■持ち物
ブータンに持って行ってよかったなと思った物は
・ムヒ
・虫除け
・帽子
・サングラス
・おしりふきシート
とりあえず虫が多いので まぢで虫除けは必須です
蚊は、高地にはいないのでポプジカとかはいなかったけど
やっぱりティンプーやパロにはいっぱいいて
しかもなんかブータンの蚊ってすっごいかゆいので
ムヒも必須!
日差しもめちゃくちゃ強いし高地だからめっちゃ日焼けした
後もっていけばよかったのがリップクリームとボディークリーム
ブータンってすごく乾燥しているので
あった方が絶対いい
あと、マスク。
道路がすごい悪くて土埃マイまくってるので
あと、どのホテルも共通してコンセントの数が少ない。
普通枕元に1つづつあると思うのですがブータンではそうはいかない
お風呂場に1つ、リビングに1つ、以上
って感じのところもあったので
iPhone,デジカメ、iPad,もろもろ充電したい場合は足りない
電源プラグでミツマタとかできるやる持って行ってよかった!
あと、酔う人は酔い止めとガム
■挨拶
ブータンは学校は英語とのことで多くの人が
英語が話せます!すげ。。まじで。
ですがやっぱりブータンの言葉でコミュニケーションとりたいですね
ブータンの西側多くはゾンカ語を話しています
覚えていくのは以下2つ
ありがとう=カーディンチェー
こんにちわ=クズザンポー
これさえあれば、ばっちり!多分!
ちなみにラーをつけると丁寧語になるみたいでホテルなどでは
カーディンチェーラー
クズザンポーラー
ってゆってました
どういたしましてはラッソーラー
■言葉
その関連でもう1つ!
メニューをブータン人が頼んでいる時に驚いたのが
『&)”#)($#”$’# ニ』
『”)(#’$82938743 イチ』
ん?
いまなんて?
そう!なんと数字ですが
1はイチ
2はニ
そこまで日本語と発音一緒だったのです!!!!!
3からは違う呼び名になりますが
日本人とブータンは顔も似てるし
先代はつながっていたというところをこういう瞬間に感じて感動。。。
■学校見学
ブータンの学校やお医者さんは全て無料
しかも、学校は義務教育じゃないので
行きたければいけるし
行きたくなければ別の道を選ぶことも出来る
素敵ですね
そして学校はそれぞれ制服が決まっていて
みんな同じゴなりキラを着ている
それがとっても可愛い!!
ブータンついてから急遽思い立って
「学校見学とかできませんか?!」って聞いたら
「普段なら出来るんだけど今はちょうど
テスト期間中だから事前にPermissionとらないと入れないんだ。。」
とのこと
残念
てかっもっと下調べしておけばよかったーーーー
もし興味ある方は旅行会社に学校見学したいと
事前に一言伝えておけば
多分可愛い子供たちと触れ合うことができるはず!
あーーーわたしもしたかった!
■時期
6月から8月は雨期と言われているので
雨ばかりかな・・と心配してましたが
日頃の行いが功を奏して
傘をさすことは一日もありませんでした!ラッキー!!!
チェンチョさんに聞いたところ本格的に雨期になるのは
7月からで7,8月は雨がシトシトしてる日がやはり多いとのこと
よって雨期なので観光シーズンからは外れていると
思われるが実はまだ大丈夫な6月は
緑もめちゃくちゃキレイなのでとってもおすすめです
ブータンは棚田も山もとにかく緑が最高にキレイだったので
やはり緑が綺麗な時期にこの雄大な景色をみた方がいいかと
■服装
よくブータン、服装とかでググると
「高低差が大きく場所によって全然違う」と書いてあって
うーぬ、、と思っていたけれども行ってみて
本当にその通りなのを実感
空港のあるパロは標高2600m
隣りの首都ティンプーは3200m
峠を越えた先のプナカは一気に1400m
朝プナカにいて半袖で汗だくだったのに
夜ティンプーに行って長袖着込むってこともあり
常に長袖常備した方がいいことが分かりました
ただ6月のティンプー
寒かったけど、とりあえず長袖のパーカーなど
暖かめのもの1マイもっていれば大丈夫そうでした!
夜は冷えるので不安であればババシャツ一枚あると安心かも
■ブータンはイケメンが多い!!!
これはほんとに、びっくりしました
なんかすっごく日本人と顔立ちがにているのですが
それでいて日本人より誠実で
キリっと整ってて
何より笑顔が素敵
この右側の人とかもう、顔立ち整いすぎてて
芸能人みたいなオーラだった
みんな気さくで優しかったなぁ
そしてめっちゃ爽やか!
このブータンの民族衣装「ゴ」の効果もあるかもしれませんが
爽やかに濁りがない!笑
ほんもののさわやかボーイがブータンには溢れてた
■ブータン料理
ブータンの料理は世界一辛いと言われていますが
行ってみて理由が分かった
なんと、出て来た野菜炒めが
野菜炒めに唐辛子を添えているのではなくて
唐辛子の野菜いためだったこと
唐辛子だけを炒めたものや
ラーメン食べながらボリボリ唐辛子食べてたり
唐辛子とチーズであえたイマダチーという料理など
唐辛子祭り
辛いもの好きの私にはとっても美味しかったけど
苦手な方ように辛くない料理もたくさんでてくるので
とくに手をつけなければOK
しかし、寒い国も暑い国もアジアは本当に
辛いもの好きだなぁ
■ブータンの人は動物、虫を殺さない?
ブータンの人は虫なども殺さないとよく聞きますが
行ってみて実感
ハエの量が・・・
はんぱじゃねええええええ
山の中で自分の周りに
ハエが30匹くらいいる瞬間もあったほど。
移動中の車の中でも大抵ハエが3、4匹飛んでます
街の中も野良犬、野良ネコがめちゃくちゃいっぱいいます
道路には牛が行列をなしてて車が通れなくなることも
必要のない殺生はしないという考え方は本当でした
でもその考え方のもとだからか
なんとなくハエもそんなに嫌じゃないし
野良犬もなんかとっても可愛くて全然怖くない
飼い主に似る、的な感じでなぜか
ブータンは野良犬すら人懐っこくて笑顔に見えるほど優しい
でも意外とお肉が出て来てびっくり
どうやら自分で殺したりはしないけど
崖から落ちたものや隣国から仕入れたり
隣の家の人に殺傷してもらっていることも、実はあるらしいです
■セブンイレブンならぬエイトイレブン
本でエイトイレブンについて読んでて
ぜひ行ってみたかったんだけど
ブータンについたらすっかりわすれてて写真とりそびれてもーた
このエイトイレブンは8時から11時までやってるんだと
思いきや・・・
なんとこの意味は
8時から11時まで
“やってない”
という意味のエイトイレブン!!!笑
斬新なブータン
期待を裏切らない
■ブータンには国王の写真だらけ
まず必ずみんな通るパロの空港について
早速でかでかと写真がかざってあってびっくりしたけど
さらにびっくりしたのはそのあとも
どこいっても
お店の中、ホテルのロビー、お家の中
そこら中で国王の写真をかざっていること
どこいっても置いてあって
みんなの信頼度が伺えます
ちなみに私も国王の缶バッジを2つ買って帰りました
■ブータンには信号がない
よく記事でみるこれですが
本当に、信号は1個もありませんでした!
唯一信号と呼ばれているのがディンプーに一箇所だけある
ブータンの人は信号とかみないので
以前信号を設置したことがあったけど効果がなく
手信号に戻したそうです
そうしたところ事故が減ったとか
そしてブータンを車で何時間も移動してみて思ったけど
ほっとんど交差点のような場所はなく
常に一本道
たまーに次の街についた時に
分かれ道がいくつか、ある程度
信号がないって最初読んだ時はびっくりしたけど
行ってみるとあぁ、この国には必要ないな〜と思いました
■ブータンにはインド人だらけ?!
行ってみてびっくりしたのがこれ!
そう、ブータンの中にはインド人がめちゃくちゃいっぱいいました
インド人の中でも2パターンあり
1つは出稼ぎ労働者としてきているパターン。
インドで貧しい人々がブータンに家族総出で
出稼ぎにきていることが多いようです
道路工事などは100%インド人が請け負っており
車を走らせればどこもかしこもインド人、インド人
そしてもう1つはインドの富裕層の人々が
観光としてブータンにきてるパターン。
こちらは出稼ぎの人とは大違い
すごく品のいい方々がとってもおしゃれして
ブータンにバカンスとしてきていました
あまりの両者の違いに驚きましたが
どちらにせろブータンの中に
インド人がこんなにたくさんいることに驚き
実は、今ブータンは大体の国は
ガイドとドライバーをつけて公定料金を払わないと
外国人は入国できませんが
なんとインド人はそれが免除されているらしい!!!
そのおかげで陸続きであるインドからは
自分の車で観光しにきている人なんかもいました
自分の車でブータンドライブできるなんて・・
うらやましすぎる
■ブータンの電波&Wi-Fi事情
ホテルではwifiが通じるところが多いとの前情報でいったが
実際には、ホテルの「フロント」でのみ
つながる場所がほとんどでした
6泊したけどホテルの部屋でもwifiにつながるところは
1つもありませんでした
でも、人間て不思議。
もしこれがタイとかマレーシアとかで「wifi対応」って
書いてあるのに実際泊まった宿が
wifiロビーだけだったら
ふざけんなーーー!おらーー!!
ってなる、うん絶対なる
でも、ここはブータン。
一瞬でもつながれば
うそ!wifiつながるの!ありがとう!
って気持ちになります
ちなみにブータンもすごくSIM安くて200ニュルタム(400円くらい)
で買えて、それにトップアップする形式らしいのですが
ブータンの電波事情はものすごく良い!!
3000メートル級の誰もいない
牛しかいない山道でも
ガイドさんの電波はいつも良好だった
wifiはまだまだだけど、携帯の電波は
日本よりどこでもつながる感あった
ブータンにいったら携帯の存在とか忘れるのがいいかな
って思いますが、旅の情報は常に集めたいもの。
次回はSIM買いたいってついたらすぐに言ってみよう
SIMフリー最高
■ブータンのスポーツ
国技は「弓道」でよく大会もあるそうですが
私がとまったホテルの前でも
練習場がありみんな夕方練習してました
弓道の的は145メートル先にあるらしい
そしてツェンチョさんに他にどんな
スポーツをするのか聞いてみたところ
「ダーツ」との返答が
あ!あの丸い円盤にむかってなげるダーツ?って聞いたら
「40メートル先にむかって投げます」
って
ブータン人は遠くに的を設置するのが好きなのか?!??!笑
どうやら日本人が一般的にしるダーツとは違って
屋外で的にむかって羽をなげる
ダーツがブータンでは主流の模様
そんなこんなで
でぃーぷすぎたブータン旅行
でも、まだやりたかったこと
いきたいとこいっぱいある
またすぐ行きたい。
ブータン旅行はだいぶのんびりとゆうか
ツアーではあるけどガイドさんと私たち次第で
いくらでも色んなところによれるし予定変えられるので
たくさんリクエストした方がいいと思います!!
次回いく際には私は
・甘くてまずいと噂のバター茶
・固すぎるチーズ
これらを食べたい
あと学校見学したい
エイトイレブンも見たい
尼さんの学校ものぞいてみたい
まだまだ書きたい事がありすぎますが
長くなってきたのでこの辺で終わりとします
キャバクラ行ったり、クラブ行ったり
ナイトライフも充実しているブータンにかなり驚いたし
離婚や同性愛者など
日本と抱えている問題は同じレベルで進んでいて
でも、それなのに
みんながこんなにおだやかに暮らしている
そんなブータンが本当に魅力的過ぎました。
7日分のブログを書き上げるのにものすごい
労力をついやしてしまいましたがw
それほど形に残しておきたい旅だった
皆様
ぜひ
ブータンの自然を守りながらも
すんごく発展してしまう前に
ぜひブータンに一度
足を運んでみてはいかがでしょうか
日本に住んでいたら私もこの
ブータンブロガーとして無料でブータンにいけるやつ
応募したかったなぁ
外交樹立30周年を記念してブータンに行けるブロガー、 インスタグラマーを募集
http://www.travel-to-bhutan.jp/archives/2297
ちなみにこれで選ばれて今ブータンにいっている
yokoichiさんという方のブログがすごく写真がきれいでした
「ブータン お金」で検索して、こちらを拝見しました。最初の写真の左側のアマが、義母だったので、嬉しくて書いています。
>すぎはらさん
ええええーっっっ本当ですか!!!そんなことってあります?!すごい奇跡?!?!
すぎはらさんのご家族がブータンにいらっしゃるということですかね??だとしたらすごくうらやましいです^^
とっても素敵な写真だったのでトップに使わせて頂いておりました♪
ひょんな所でお母さんに会え、嬉しいです。主人が帰ったら、知らせます!!
>すぎはらさん 私もまさか、ブータンに親族の方がいらっしゃるとはめっちゃ驚きです!
素敵な写真を撮らせて頂き、ありがとうございましたとお伝え下さい♪