ラダックの雄大な道が綺麗すぎる!サスポール&アルチへ

さて
昨日1日レーの街を散策しただけで
めちゃくちゃ感動して
まだツアー始まってもいないのに
ラダックに魅力されまくっていましたが
いよいよ出発です@AM7:00


我々はダーの村とラダックの西部を巡る3泊4日のツアー
GNHトラベルさんのツアーに申し込みました

予定は以下

0日目 レーの町で高地順応
1日目 レーからスクルブチャンの町へ移動し民泊
2日目 スクルブチャンからダーへ移動しベマでテント泊
3日目 チクタン、ムルベクを巡りシェルゴルでテント泊
4日目 西ラダック、ラマユルゴンパを巡りレーに戻る

今回のツアーはガイドさんはおりませんが
ラダックに通い続けている
写真家の山本高樹さんが一緒にまわってくれるという
スペシャルすぎるツアー

しかも今回、山本さんの古くからの友人の
ラダック、しかもダーの村出身の
現地に精通しているツゥンドゥプさんが
一緒に回ってくれて
色々と案内してくれるというもう
夢のようなツアー

車を2台チャーターして
運転手2名
ツアー参加者4名
プラス山本さん&トゥンドゥプ

合計8名のパーティー

出発だああああ!!!!!!!!!!

まずは
レーの街から車を西に走らせるのですが
もう・・・

出発した瞬間から感動の嵐
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青空と、山の広大な景色が
永遠に広がっている
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なんだこれは
これはどこなんだ一体・・・

なんなんですか
こんな景色みたことない

なんの名所でもないただの道
永遠に続く山々が
あまりにも素敵すぎて
本当にためいきでた。

恐るべしラダック

そして、映画「きっと、うまくいく」
のシーンにも出てきた道

“MAGNETIC HILL”がこちら
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インダス川とザンスカール川の合流地点
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一瞬、インダス川とガンジス川を
混同してしまったわたしは

「こんなところからガンジス川ってつながってるんだー!!」

と興奮してしまいましたが、勘違い
これは、インダス川。
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ブータンにいった時にも思ったのですが
なぜこんな広大な自然の中なのに
川が汚いのか?!
なぜ灰色なのか?!

日本の山奥、奥入瀬とか上高地とかみたいな
きれいな深い青い川じゃないのは
なぜなのか

ずっと気になっていたのですが
雪解け水で土が流れ込む影響で
この時期は川がこうゆう色になるとのことでした

なるほど!!!

だから
それがおさまった
秋になると
ここは、グッと深い青い川になって
またガラっと違う景色になるんだそう

ああああ
それもみたい
また秋にもラダックに来たい

早くも次回を考えてしまう
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一行はとりあえず朝ごはんのため
小さな街に立ちよります
ニモー?ニムー?という街だったかな?うる覚え。。
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職人みたいな手つきでふっくらした
「プーリー」を作り上げてくれるお兄さん
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プーリーはインドの伝統料理
揚げたナンみたいなやつ
カレーにつけて食べるのがめっちゃうまい!
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お次はバスゴーBasgoの街を眺めます
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山の中に突然現れる緑の街
なんで、本当にこんな山の中に
人が暮らしているのか

いつからここに暮らしているのか
なんでみんな転々としているのか

もういろんなことが不思議

ちなみにここバスゴーの街はお正月が面白いらしく
代表の人(?)にみんなでどんどん
白い布をつけていって
頭が白いアフロみたいな状態になるまで布をつけて
そしてその男性が最後には
川に全裸でダイブするんだそう

どうゆう状態なのか?!笑

それにしても
ラダック
道路がすっごくきれいでとてもびっくりした
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ブータンの悪夢再来で
すごいガッタガタの道を
何時間も揺られて移動するのだと思い込んできたわたしには
かなり衝撃的でした

とにかくずーっと広くて
アスファルトで整備されている道路が
ひたすら続いている

なぜこんな遠く離れたインドの山奥の道が
こんなに整備されてるんだ

なぜだ
なぜだ。

答えは

そう、ここラダックはインド北部で
中国とパキスタンとの国境付近にあたる場所
で、インド、中国、パキスタンがみんな領有権を
主張している地域のため

今も国境線は点線の状態

よってここはインド政府にとって
もっとも軍に力を入れるべき地域なんですね

で、軍が使うから
軍が通るから
紛争地帯だから
最重要視して、道を整備せねば!

とゆうことで

ラダックの道路を整えることに政府が力を入れたため
ここは、こんなに道が整備されているんですね

紛争があるからこそ
道路が整備されていてきれい

とは、なんだか切ないなぁと最初は思いましたが

とはいえ、ここ10年以上
実際の紛争はおこっていないらしく
別にだから危険、ということでは全くないようです

ラダックをドライブしていると
すごく大量の軍の車に遭遇して
何十台の軍のトラックがいっぽんみちに
ずらーっと並んでいる光景を
何度も目にしました

最初は、恥ずかしながら無知なわたしは
軍がこんなにたくさんいる地域だとは知らなかったので
その光景に驚いたし
そんな紛争はおいておいて

ただこの地方で暮らしている
ラダックの優しい民族とのギャップがすごかった

道がとにかく整っていて嬉しかったけど
そうゆう背景があるおかげなんだなぁと思うと
なんともいえない気持ちになったし
逆に、ガッタガタで全然思うように進めないような道は
まぁそれはそれで別に軍が通ることを想定しているわけじゃないから

ガタガタでもいっかー

ってことなんだろうと思うと
道が整っていないのは
ある意味そこの地域の平和を表しているのかもしれないな

と新しい視点になりました

道が発展している=軍が通るため
とは、東京で生活している限り考えたことなかったので

文化や国の発展を表すと共に
そうゆう政治的背景があることもあるんだなぁと。

でもやっぱり、どうゆう理由であれ
道が整っているとゆうのは
何かしら国がそこに力を入れるべき
理由が存在するんですね

さらに、でもやっぱりラダックのこの
優しい地域が今も生き残っているのは
中国に弾圧されずに

「インド」とゆう国に属しているからこそ

成り立っているとゆうことを強く感じました

まだチベットにいったことはありませんが
中国に弾圧されてしまったチベットよりも
チベット仏教が根強く残っている

この貴重なラダック。

彼らが、このラダックの民族が
今後も彼ららしく生き残るためには
インドに属しているのが彼らのためにきっと
一番いいいんだろうなーって

私個人的には思いました。

とりあえず

色々考えさせられましたが
とにかくラダックに行くにあたって
車酔いするかなー道路状況ひどいかなー
と心配されている方は
ご安心ください

もちろんカーブはたくさんありますが
超きれいなアスファルトがずーっと続いているので
車酔いを心配する必要はあんまりありません

そして次に我々が到着した先は

「サスポール」

サスポールの村にある
ニダプクゴンパ
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ここを登った先に
小さな洞窟?みたいな中に
ほんとに5mくらいしかない空間があって
そこに無数の仏画が描かれている場所がありましたP1190720

すっごい細くて
しかもみんな違う表情で
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すごい。

山本さんは最初にここに来た時
2時間くらい
この空間でずっと見惚れていたそう

こんな小さな入り口の中に
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こんな絵が描かれているなんて
外からは想像もできないよなぁ
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下に降りていくと
草を背負っている青年たちに遭遇
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この草があるいているような光景
今後、なんども目にすることになるのですが
本当にこの人たちは
自分たちの体を使って

「生きてる」なぁ
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サスポールを通過して次についたのは
ツアー一緒だった方の
今回ラダック3回目とゆうベテランの方が
「どうしても行きたい!!!」

とゆっていた

【アルチ】

なんとなく
見てもないのに
アルチ

ってゆう響き
いいなっておもった
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ここにもいちを
ゲストハウスとかあったので
宿泊もできる模様
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この天井画が美しい
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そしてこの建物のなかに
アルチ最大の魅力の
青い色気のある女性の絵があるのですが・・・P1190764

建物内は、撮影禁止
無念!

写真はとれないけど
もう一度見たいとゆっていた
そのツアー一緒だった方の気持ちが
その絵をみて、初めてわかりました

行くまでは写真撮影できないなら。。うーん
ぐらいな気持ちでしかなかったですが
西方面にラダック旅するならば
アルチに立ち寄るべし

すっごく本当にその絵が魅力的。
それにしても
空がきれいだ
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たまに
牛の大群にであったり
馬に道路封鎖されたり
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お昼は名前忘れてしまいましたが
ダー方面への行くかラマユルの方に行くかの
分かれ道にあたる町にお邪魔
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シンガポールでも大変お世話になっている
チーズ&オニオンのOmllet 80ルピー
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その先のILPがないと入れない地域では
こんな感じのチェックポイントがあり
パスポート出します
デコトラがすげえ
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地表もすげえ
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すごすぎるラダック
ふとあらわれる街がまた
かわいいんだなぁ
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そして突然
ドライバーさんがストップ

「ここに石に描かれた絵があるから見に行こう」

とゆうことでまったく予定にはなかった場所に立ち寄る
こうゆうラフさもまた
ラダックらしくていいなぁ
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ここはこの看板通り
[DOMKHAR ROCH ART HERITAGE GARDEN]
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こんな感じで
石に絵が書かれているのですが
管理人のおじさんに聞いてびっくり

なんとこれ
2000年以上前にかかれたんだとか

ひぇーーーー?!?!?!

そりゃたまげた
と思いながら歩いていると
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↑こんな感じの明らかに
現代にかいたでしょ!とゆう落書きみたいなのも

混ざってました

目の前はインダス川
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アプリコットがなってる
お庭の雰囲気がまた素敵
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そして管理人のおじさんが
とりあえずお茶していきなさい!

とゆうことで
突如、お宅にお邪魔することに

お邪魔してびっくり

え。

私たちが来ること
予測していたんですか??!

と思うほどめっちゃ客間が整ってて
すでにお茶菓子が並んでいる
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すごいなぁ
ブータン同様
とりあえず「お茶」という文化があるようで
こちらのお宅も
いつ誰が来てもいいように
すごくきれいに準備されていました

大おじいちゃんもでてきてくれました
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チャイをせっせと運んでくれます
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ここで食べた
あんずが
めーっちゃくちゃおいしかった!!!!!!!
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ラダックでは
「あんずを食べ過ぎるとお腹壊すから食べ過ぎちゃだめよ!」
と昔から言われているらしいです

日本でゆうスイカみたいな感じかな?
でもまぁ私、別にあんずそんなすきじゃないし大丈夫ー
とか思ってたのですが

一口いただいて驚愕

あ・・・あんず?!?!

ここでいただいたあんずは
私たち日本人が知っているあんずとは
全く別物でした
あんずの形をした

「白桃」でした!!!!!!

いやーーーーあんずがこんなに美味しいとは。
本当に桃の味がして
めちゃくちゃおいしかった

お腹壊すから食べ過ぎちゃだめって言われたのに
何個も食べてしまった
親に注意されても食べちゃう子供の気持ちがわかった
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外ではあんずの収穫をしているママさん
収穫といえど
このながーい棒で気をゆすって落とす方式
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こうして
これまだツアー1日目にして
ものすごく濃い時間を過ごしたのですが

このあとついた
スクルブチャンの街が
最高に素敵だったのです....

長くなったので次に続きます!!

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