こうしてようやくインド8日目にして
ずっとずっと来たかったバラナシVaranasi
現地の発音ではワラーナシーに到着
ここまで長かった
でもここについてしまえば、もう私のもの
バラナシについたら何も考えずに
ただただ散歩して彷徨って
寝て、食べて、飲んで、寝て
という生活をしたかった
そのためにとった
ただその町を感じたかったバラナシ3日間
振り返ってみるとあっとゆうますぎて
あと10日はいたかったけど少なくとも一泊とかで
終わらなくてよかった
3日間さ迷い歩いた
バラナシ
いきます
バラナシに正午についてまずは腹ごしらえ
と、どっかでご飯たべたいんだけど
インドでは牛は神様とされているので
野良牛だらけ。しかもこんな狭い道にいるから
こいつらの気を逆なでないように
「ごめんね、ごめんね、ちょっと横失礼しますねー」
と恐る恐る、通るしかない
たまに、人に道ゆずってくれてる牛とかもいて
やるじゃん!って日本語でゆっておいたw
道が細くてバイクが飛ばしてて歩くの怖いけど
やっぱり子供はかわいいなぁ
大人のインド人はみんな
結構痩せてるのにお腹だけ以上に出てる
ゴードウリアからガートに向かう道にでると
やっぱりすごい賑わい
ガンジス川にみんな祈りを込めてお花を流すのですが
なのに、ヒンドゥー教徒にとっての神様「牛」が
そのお供え物の花を食べちゃってたり
で、この牛は直後に
花売りの人にひっぱたかれてた。笑
え、牛って神聖なものなんじゃないの??
なんか
なんか、なにかが、全てが
カオスなんだ
バラナシ
ようやく初めての1つ目のガートにでました
有名なダシュワメードガートDashashwamedhのすぐ隣り
「ラージェーンドラ・プラサード」Rajendra Prasad
おおお、すごい人!
みんな思い思いに洗濯したり
洗ったり、ガンガーの水汲んだり、飲んだり。
でも
今回ガンジス川に行くにあたって
「深い川」という小説を読んできて
かなり気持ち高めてきたのですが
意外にもなんかみんながすごい
楽しそうにワイワイ
聖地ガンジス川で泳いでてびっくりした
イエェーィ!みたいなテンションで
沐浴しているなんて、来てみるまで全く想像できなかった
ちょっと入ってみたかったけど
さすがにさすがに
社会人の私は今後の仕事を気にしてしまい
ガンジス川で沐浴することはできなかった。。
「学生なら・・・」と何度も思った
ガンガー
いつかまた、時間をとってゆっくりきて
いつか沐浴リベンジしよう。
サンタナの人に聞いたら沐浴しても
全然なんともない人もいれば
吐きまくる人、救急車で運ばれた人
色々いますよって笑いながらゆってたw
その後また大量のインド人が話しかけてくるのですが
別にインド人と一緒に歩くつもりはないんだけど
彼らは一方的に話しかけて
そしてそのまま勝手に
ついてくる!笑
誰?!って感じですが
とりあえずそんな中で面白そうな人を選んで
また護衛ついでに一緒に
いろんなお話しながらそのインド人と歩いてみることにする
火葬場に連れてってあげると言われてついていってみる
行く途中は五体不満足の人が
道路を這いつくばって寄付を求めていたり
かたやチェスをしている若者がいたり
子供を見せもの?売り物として寄付を求めてくる女性がいて
牛はそこら中に溢れてて
なんだかもうめちゃくちゃな世界を練り歩く
前読んだ本によると、貧しい人たちは
自分の体、腕などを切り落として
そうして寄付を乞う人もいるのだとか。
火葬場への道はかなり複雑で
迷路の小道を何度も曲がってやっとたどり着いた
「マニカルニカー・ガート」
Manikarnika Ghat
一人ではここまで、これなかったな絶対
火葬場は写真は撮れないのでカメラはしまいます
火葬場につくとここまで私を連れてきてくれた
インド人の友達らしき人が
これまたもんっのすごく丁寧に
私にガンジス川と火葬場について教えてくれる
そしてその友達と思われる人が
私がちょっとわからない英単語があると
それを日本語にしてくれるとゆう
3人かかりのVIP体制
「これはあたし、多分やばいとこにハマったな」
って思った笑
でも本当に彼らは親切ですごく優しく教えてくれる。
ここでは24時間絶えず人を燃やしており
絶えずインド各地から死体が運び込まれる。
その灰は、目の前のガンジス川に流され
輪廻転生の解脱をこう
そして生きている人々は
そのガンジス川で沐浴して罪を洗い流すのだ、と。
しばらく話を聞いて
そして最後におきまりの歩き方にもよく書いてある
「ここで死体を燃やすには牧が必要なんだけど
お金がなくて牧を買えない
どうか寄付をしてくれないか
僕はここで君のためにいろいろ説明してあげたよね?」
と言われる。
あぁ、これが有名な詐欺か
いくら?と尋ねると
「2000ルピー」と
たけーわ!!
2000ルピー(約3500円)
さすがにそれはきびしい
わたしはたまたま歩き方とかで
そうゆう詐欺が多いって呼んでいたので
感謝はしたものの、ごめんってゆってその場をさりましたが
あれだけ親切にされて最後おばあちゃんが出てきて
物乞いされたら
もう払わずにはいられないし
火葬場にきたらそれくらいお金を払うものなのかな・・
と日本人は思ってしまうだろうなぁと思った。
とにかく、払う必要はないので
どれだけ親切にされてもそのまま逃げるに限る。
その後わかったことなのですが
その火葬場で親切にしてくれた人はずっと
お金ちょーだいとしばらくついてきたけど
それに対して他の二人はスルーしてた
あれ?仲間なんじゃないの?
ってわたしは思ったのですが
どうやら彼らは協力はしあうみたいだけど
お金をゲットできるかはその個人次第
それについては関与しない模様。
なのでわたしがその火葬場の彼にお金せびられてても
「いいから、とりあえず僕のゲストハウスにおいでよ」
と自分の店に呼び込もうとする
最初は守ってくれてるのかと思ったけど
全くそうではなくて各個人が
それぞれ自分の生活のために、必死なんですね!
でもそんなインド人達に
まだあたしは不信感タラタラで
優しいんだけどいつどこで、どこに連れてかれてしまうのか
不安だったのでとりあえずついて来ないでほしかった。
そのまま、彼らとは
友達に会いに行くってゆってグッバイした
ふらふら歩いて疲れたので小休憩
わたしのバラナシ史上
最初にして最高だった
「Bona Cafe」
めっちゃおしゃれできれいで
落ち着いた環境でなにより最高だったのが
ここには
「ビール」がおいてある!!!!!180ルピー
しかもこの保温グラス
ビールであることをばれないようにこれなのかもしれませんが
このコップを愛しているわたしとしては
わかってるねーーーー!!さすがー!!と思わずにはいられなかった
ここは韓国人のオーナーらしく
とにかく旅行者、欧米人でごったかえしてる
とりあえず町には
変な屋台しかなくて落ち着いて
中で座って食べられるところとかあんまないので
そこで突如現れる、このおしゃれな空間
”Bona Cafe”
貴重な存在すぎた
珍しく、サリーをきた
坊主の女性たちに遭遇
快く写真撮らせてくれました
また別のガートに行ってみるとすごく静かだったので
ここではゆっくり座ってボーっとガンガーみたりできた
Jangambari Rdのあたりを歩いていると
イスラム教徒の地区があって
また人、服装、雰囲気がガラッと変わる
いやあしかし、インド、暑い。
歩いてるだけで体力消耗する
夕方になっても全然、涼しくならない熱気
色々散歩してメイン通りに帰ってくると
またさっき会った
日本語を話すインド人に遭遇
あの人たちは、すごい。
ハンターみたいだ。
すぐにあたしを見つけてくる
そんでそろそろ晩ご飯食べたいんだけど
ビール飲めるお店が見つからないのー
と伝えると
嬉しそうに「教えてあげるよ!」
と意気揚々と案内してくれます
彼は自分でシルクのショップやってるので
そこに行ってお土産買おうよと
勧誘はしてきますが、お土産はいらないんだ
と断ればあとはただ一緒におしゃべりしたり
色々バラナシについて教えてくれるのでとても面白い
連れてきてくれた店
「Sri Gauri Cafe」
とりあえず、ビール!
と頼むも、なかなかでてこない
ビール頼んだのにお冷が出てくる。
あのー、、、
ビールまず先にもらえますか?
と聞いてみると、出しただろ!と。
え?
もしや
もしや・・・
・・・
お水だと思い込んでいたこちらの中身を
傾けてみると
コップに注がれてきたのは
間違いなく
なんだこの見た目はーーーー!!笑
完全にお水だと思い込んでいたこのポットに入れられたビール
これはさすがに、初めてだった
いちをやはりヒンドゥー教
禁止はされているわけじゃないんだけどあまりおおっぴらに
お酒を飲むのはあんまり、みたいで
バラナシでビールを飲める場所を探すのは中々大変だった。
おおっぴらには売っていないのでビールが飲みたかったら
屋上のレストランに行くか(人目につかなければいいらしい)
インド人に聞いてこういう風に裏メニューとして
隠しながら出してくれる店を探す感じだった
※後日談
インド人がビール飲めると連れてきてくれて
出してくれるビールには睡眠薬が入れられてて
お金とられちゃったり、という事件があったそうなので
連れてきてもらって飲む場合には要注意!
全てのチャックに南京錠をお忘れなく
ラダックのよりかなり普通の焼きそばチックで
もっとインスタント麺らしさ
トロトロな感じがいいんだよな〜とかラダックが濃しくなった。
そのままインド人と色々しゃべってて
その人はいつか日本に行ってみたいなーってゆってたけど
まだここで、もう少し日本人たちとお話しして
日本語がうまくなってからだなぁ、とかゆってて
勤勉だなーと感心した。
「わたし今英語勉強中なんだけど
なかなか難しいわー。。」
ってゆったら
彼が、ものすごいまっすぐな目で
こうゆった。
「大丈夫、人生が一番難しいよ。」
な、なんていいことゆうんだ!!!
そうだね、本当にそうだよね
人生以上に難しいことはないだろうから
きっとこの英語の壁も越えられるよね
とゆう気になってくる
インド人に人生を諭される29歳、夏。笑
でも本当にインド人って話が面白くて
おちゃめでキュート
そしてすごい、真っ直ぐ。
彼らはなんかすごく、人間らしい
こちらの心にズバズバ入ってくる
あれ、あんなにびびってた
インド人の印象が
なんか、少しづつ変わり始めてる。。。
明日もまた色んなインド人とおしゃべりしてみよう
バラナシ2日目に続きます
明日は朝と夜、ガンガーへ行って念願のプジャー!
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