まままままみをの海外進出

シンガポールでラマダン中にお祭りならぬ屋台がたくさん出現??!

シンガポールに住んでみて
なにが一番衝撃的だったかと言えば

間違いなく即答します

「多民族国家でこんなに色んな宗教が共存することってできるんだっ」

と。


日本人として日本で生きてきた私には
そもそも宗教とかよくわかりませんでした

私が人一倍無知なことは百も承知で発言させて頂きますと

まず、初めてミャンマーに行った時に
敬虔な仏教徒の人たちが祈る姿をみて本当に心打たれました

その時にこんなに人に優しくしてくれる
人に与えることで自分にも帰ってくると考えてくれる
彼らの優しさの源が
「宗教」
この場合は、仏教であるならば

宗教ってなんて素敵なんだろうと

初めて思いました。

それから少しつづ色んな宗教に目を向けるようになり

それぞれ彼らが信仰しているものの背景には
多くの歴史があって

人々を幸せにすると共に
そのために争いもたくさん生まれたこと
今でもみんな敬虔にそれぞれの宗教を信仰していること
を知りました

お恥ずかしながら

日本人で一般的にゆう無宗教として生きてきた私には
こんなにも世の中
世界中の人々にとって
宗教が大切なことであることが

本で、記事で、ネットでは読んでいたものの

実際に肌で感じるまでは
わかりませんでした。

そして

こんなにも彼らにとって大切な
「宗教」

というものが違う民族が

集まって

一つの国家を作っている
シンガポール

すげぇ。。。と

むしろなぜこんなに色んな民族が集まって
国がこんなに成長したのか
不思議に思えてくるほど

争って当たり前なんじゃないかというくらい
考え方は違うし
それぞれの主張はまっすぐあることが
素敵だし、争いを生む火種にもなりかねないし。。

共存してるのが
本当に奇跡だと感じます。

さて失礼しました
その背景はまた別の機会に語らせていただくこととして

まず!そんなわけで彼らのやはり
信仰心はすごいのですが
今月は

そう

かの有名な

イスラム教徒の

「ラマダン」の始まりです

ラマダンは太陽暦で毎年11日づづ早まりますが
今年2016年は6月4日から7月7日まで

ラマダンとは日が昇ってから日がくれるまで
(一説によると白と黒の糸の違いがわかる時間から
わからなくなる時間までと言われています)
人間の一切の欲
(食欲、性欲、お水やたばこ、お酒etc…)
を禁じ、豊かな人もそうでない方も
同じ苦しみを乗り越え
空腹状態で身も心も浄化し
神への信仰心を高めるという

で、私はこれまたお恥ずかしながら
ラマダンが始まったのは知っていましたが

あとは終わりの7月7日に盛大な
ハリラヤ・プラサで終わったー!!というお祭りがあるだけだと
思い込んでいました//

ちなみに終わりの日を知っていたのは
iPhoneの予定表でJuly 7th End of Ramadanと出てきたから

またてっきり、約一か月間
何も食べない断食だと勘違いしておりましたが
実は、太陽が昇ってから日没までの
日中期間のみ何も口にしないという生活を
約一か月送るというもので
日没後はむしろ一日頑張った分豪勢に食べるものなんですね

そんな今日。

すみません前置きが長くなりましたが
書きたいのはここからです

日曜日
会社の帰り道
いつものバスにのって帰っていたのですが

Geylang roadの
様子が

おかしい

Changi roadの様子がおかしい
なんか。。
ONE KM周辺が
きらびやかだ

ふとバスで顔をあげたら
明らかに見たことないものすごい盛り上がりを見せた
屋台が目の前にぶわーーっと広がっていました

テント!テント!テント!
屋台屋台屋台
人人人人

え?!どここれ?!なに?!

わたしは一瞬

しまった
降りそびれて変なとこまできちゃった

と思いその場で飛び降りました

しかし

全然間違えてなかった。。

むしろ早く降りすぎたw

しかし
こんな景色知らない!?

いつもの景色に突如テントが大量にたてられて
すごいたくさんお店が出てて
お客さん大にぎわいだったため
私は一瞬ほんとにここがどこだか分かりませんでした

と思うほど屋台で賑わっていたのは
そう
まさに
ラマダン中
「イフタール」
向けの屋台だったのです

わたしは最初なんだか分からず

シンガポール
6月
祭り

とかで思わずググってしまい
でも何も答えが出てこず
何が行われているのか分かりませんでした

後からこれが
ラマダンが完全に明けたわけではなくて
日々、ラマダン期間中の
その日のラマダン明けの
大事な大事な「イフタール」として屋台が
たくさんでているということが分かりました

(ラマダン明けのハリラヤ・プラサは豪勢に
行われることは聞いていましたが
まさか毎晩のようにこんなことが行われるとは知らなかった・・!)

すっごい賑わいでした

お店は色んなジャンルが立ち並んでいて
もちろん彼らのトレードマークや


家具や洋服、こんな大きな絨毯などまで
売られています

そして食べ物コーナーの盛り上がりが異常
人でごった返してます

なんだかよく分からない
コッペパンに
ビーフ、卵焼き乗せみたいなのもあったり


なんだかよくわからない
得体の知れない緑の食べ物も。。

食欲わかないあの食べ物はいったいなんだ?!
と思っていたら
見上げた看板に答えが

Fried Tapioka Kueh
揚げタピオカ?の模様


Japanese Tako Yaki
いえす!
たこやきもいっぱい出てました

すげえ焼きあがったたこ焼きが
山積みにされてる。w
これ私は食べませんでしたが、どうやらなぜか
ちょっと砂糖が入ってて甘いらしい
そうゆえば日本人は一人も見なかったなぁ

この笹みたいなのにつつまれているのは
オタオタというマレー系の食べ物で

この笹を開いてみると
中には魚のすり身を唐辛子や香辛料で味付けされた
つくねみたいなものが入っています



あげものも盛りだくさん

ROTIもたくさんでてました


もちろんのごとく
ドリアンも。。

わたしには一切この美味しさが分かりませんが

これはピーナッツコーン

飲み物もギンギンに冷えて充実してます


こんなに氷につけられてて
ギンギンに冷えてる中に

ビールがあったら

最高だろうなぁ。。。。

と思いますが

そこはぐっと我慢

うん、今日は
これは
イスラム教のラマダンの一瞬の
その日へのご褒美に
お邪魔させてもらっているだけだから



Fried OREO!!?
新しいw
いつか試してみよう

わたしもなんだか流れに身を任せて
卵焼き乗せ
ハンバーガーみたいなのを一個買いました

おうちで開けてみてびっくり

ものすごく普通の
チーズバーガー
お肉そんな美味しくないバージョン。笑

そりゃそうだ!
いいの!
これもご馳走

やーーそれにしても
日本の縁日みたいな雰囲気ですが
出ている料理がまったく違い
かつ人々の熱気がすごい!!!!
やっぱり断食後の夜の食事への熱意は活気があって
海外の縁日を味わえた感じでとても興味深かったです!!
家に帰ってきてから知ったのですが
ここゲイラン地区ではこのラマダン期間中にこの
露店、出店が出店されラマダン終了までずっと開催されているみたいです

しかも
シンガポール中どこもすごいことになっているのかと思いきや
特にこの地域がこの露店で有名だった!

とゆうわけで
ラマダン中
シンガポールにいらっしゃるかたは
ぜひ一度
夜のナイトマーケットとして
ゲイランへ足を運んでみてください

場所はこちら
Geylang Serai Marketと
Joo Chait Complexの間らへんのが盛り上がってます!
チャンギロード Changi Roadから
ゲイランロード Geylang Roadにかけて
ながーーく大きなイルミネーションと屋台が広がっています
テントとすごい人で、行けばすぐわかると思います

この雰囲気
行ってみないとよくわからないと思いますが
すごい熱気です!
そしてイルミネーションも可愛い

ぜひぜひ行ってみてください

私もこれから一か月
この屋台を堪能させて頂くとともに
今日も幸せに生きられたことに
感謝しながら寝ることにしよう