さてさてさてさて
黄龍、九寨溝で遊んで無事
中国5日目
成都に帰ってきました
そこの詳細はまた後日アップします
先に書きたいことがてんこ盛りで
この興奮を早く書きたいのでちょっとすっ飛ばします
今回あたしのこの旅は
全てはラルンガルゴンパへ行くことが目的でした
ここのところずーっとチベット仏教を追いかけてきて
チベタンたちの優しさと彼らの穏やかさと
優しさと笑顔に引き込まれて
といってきて
どうしてももうチベットに行きたかった
特に東チベットに行きたくて何より
ラルンガルゴンパにどうしても行きたくて
でも、いつか行こう
って思ってたけど
そのいつか
が
なくなるかもしれない
ラルンガルゴンパが今
破壊されてる
って知って
早くいかなきゃ
でも1人じゃ。。。
となんとなーく、思っていた。
そんなある日
2017年3月2日
高校の友達
名前を出すのはあれなので
エミレーツ航空の仮装が大変似合っていたので
日本人ですが
勝手にその、私の友達を
「エミレーツ」と呼ばせていただくことにする、まじ勝手に。笑
エミレーツがFacebookで
ラルンガルゴンパに行きたい人いませんか?ゆる募
って投稿してて
あたしは一瞬の迷いもなく
むしろこれは運命だ
と思ってそっこー連絡した
「お供させて下さい!!!!」
そんなわけで
エミレーツと共に6月に
ラルンガルゴンパに挑戦しよう!!
ってことが3月頭に決まった
そこから本当にひたすらお互い調べて
でも情報がなくて
色々策を練った
ここからはその
あたしとエミレーツとの約4ヶ月におよぶ
ラルンガルゴンパへの
情熱と愛と気持ちの戦いの、お話。
まず、そもそものそもそもですが
ラルンガルゴンパとゆうのは東チベットにあって
東チベットはチベット自治区と言われる
普通に日本人がツアーとかでいける場所とは違ってグレーな感じで
今はラルンガルゴンパは中国政府によって
色々建て直しとかされてるから
それを海外の人に見られないように
外国人侵入禁止になっている、とゆう噂。
外国人進入禁止ってなんやねん!
って感じだけどとにかく
2016年6月以降それが強化されてて
警察ならぬ公安に捕まって戻されちゃってる人がいるのは事実で
どうやらそれをすり抜けないと
入れないっぽい、ってのが最初の段階。
案は沢山だしまくった
・中国の現地ツアーに申し込むか
・バスで行けるところまで言ってからタクシーチャーターにするか
・色達(セルタ)と翁達(ワンダ)は危なそうだから
とりあえず甘孜(ガンズ)までバスで行くか
・公安に捕まったときにはかの有名な
「メイヨー」(ないよってゆう意味)で切り抜けようか
・少しでも現地人に近づくため、尼さんの格好に近づける
・ラルンガルゴンパに行けても、中で捕まることもあるそうなので
宿泊はせずに日帰りの方が安全そうか
・バックパック背負って行ったら荷物どうするんだ
全体の場所とルートの想定はこんな感じ
そんなことを色々考えながら
とりあえずエミレーツが日本から来てくれて
6月24日
成都であたしとエミレーツは合流した
日本食が恋しい私にじゃがりこを買って来てくれて
本当に優しいエミレーツ
ありがとう♡
とりあえず明日まず成都からガンズまでバス移動する予定だったので
そのバスチケットを新南大門バスターミナルで購入
チケットは1人233元(約3900円)
成都10時発なので多分ガンズに到着するのは夜中
とりあえず明日のバスチケットは買えたので
あとは服装からだ!
まずは
少しでも尼さんに近づけるため
私たちは成都にある
「チベット人街」と呼ばれる場所に向かった
場所はこの辺
あたしたちはこのお坊さんに誘われるように
彼のゆく方向になんとなくついていってみた
その辺のお店や看板の文字も
少しずつチベット語になっていき
衝撃的だったのは、Apple
かっこいい。。
少し歩いたあたり
なんてことない、普通のTシャツとか売ってるお店に遭遇
ここでエンジ色のNIKEと書かれたTシャツをゲット。45元
さらに現地のお坊さんたちを見ていると
それぞれ肩掛けバッグみたいなのをかけていた
Tシャツとカバンをゲットして
だいぶ、私たちは尼さんに近づけた気がして結構満足
あとはチベット人街を散策
すんごいおしゃれな服がいっぱいあって
かなり生地がしっかりしてて
チベタンの正装服が売られてる感じ
さっきまでのチベタンの服ではなくて
本当に尼さんのための
尼僧服ショップ!!
みんなどこで袈裟とか
その色に合わせたスカートとか
集めてるのかな〜と
思ってたら
ちゃーんとこうやって売ってるお店があるんですね!
ここでスカートを見たら
なんとなく、我々も欲しくなっちゃって
結局えんじ色のスカートも購入してしまった45元
ふざけているように見えるかもしれないのですが
私たちは至って真剣です
うん、私たちはまじで
至って
真剣なんです
お坊さんと緑の感じが素敵な
成都の街をフラフラ歩いてたら
また別のチベット系のショップがあり
ここの店員さんと思しき人が
英語話せたのでなんとな〜くおしゃべりしてた
ら・・・
事件はここから始まった。
店員さんっぽかったその人は
実は店員さんではなくて
お仕事で
ラサから来た
チベット人だった!!
おおお!!!
この旅初の英語が話せるチベット人に遭遇!!!
なんとゆう偶然
ラサも行きたいなぁ
行くときは、連絡するね
とゆうなんてことないお話をしていたら
そこですかさずエミレーツが
中国語で書いたメモを取り出してくれて
「私たちは日本人ですがラルンガルゴンパにどうしても行きたいです。
検問に捕まらないように、連れてってくれませんか?」
「色達に行く車があるから、僕が相談してあげるよ。
ついておいで」
なんと・・・!!!!!
ここでついに私たちは
ラルンガルゴンパへの一歩目がどうやら始まってしまった。。。
今日は2017年6月24日
私とエミレーツが成都で集合して
ガンズ行きのバスチケットをとりあえず買うとゆう
準備のための1日
ゆうなれば我々の旅0日目
25日に出発して
そこからはどうなるかわかんないけど
色んな奇跡を信じて頑張ろう!
と、思っていた。
始まりは25日からで
24日はバスのチケットを買うだけだと思っていたんだ。。
が
ことは動きだした
私たちを連れてってくれた
チベット人はソーさん
彼はラサの人なんだけど
ラサに以前来た日本人がいて
その人にすごくお世話になったから
何か日本人のために役に立ちたいんだ!
と、私たちの力になってくれる事になった
なんとゆう奇跡
そのときラサに訪れていた日本人の方とゆうのは
某大学の教授らしい
彼がラサに
コピー機兼スキャナーをプレゼントしてくれたんだそうで
その事にすごく感謝してくれてて
今回たまたま
出会った私たち日本人に
恩返しがしたいと
彼が一躍買ってくれる事になった
ラルンガルゴンパへの道は
とにかく出会いと
ドライバーの協力が必要
って思っていたけど
まさかの成都で
こんな準備中に
こんなに奇跡的な出会いが待ち受けているとは。。。!
私たちは遥か遠くにいる
チベタンのために貢献された
大学教授の方に深い感謝を覚えながら
ソーさんに付いて行った。
つづく