紳士的インド人二人とお別れして
また、一人になりました
イコール
めちゃくちゃまたインド人が話しかけてくる。
たった半日
一緒に歩いてくれた彼らに超感謝
と、同時にだんだん私もバラナシの町の歩き方が分かってきた
とりあえず、話しかけてきたインド人を無視してても
とにかく彼らはひたすらついてきて
「ねえねえ、聞いてる?ほら、フレンドだよ俺」
「笑った方が人生楽しいよ」
「日本とインドに一人ずつ彼氏がいたらいいと思わない?」
とか訳わからないことしゃべりまくるw
これらを無視し続けたり逃げようとすると
余計に体力を使うし
なんか、だんだん別に彼らも
全員が悪い人じゃないし
どこかのお店に案内されても
買わずに帰れば大丈夫なんだ、ってことが分かってきた
インド人を鼻から避けようとするとすごい疲れるけど
そんなに避けなくてもいいんじゃんって
思ったら気が楽になってきた
そして道行くインド人と色々話しながら
晩御飯どこで食べようか考えてると
昨日もあった日本語が話せるインド人に再開した
「今日どこにもいなかったね、どこ行ってたの?」
彼氏か!w
ちょっとその辺ーってゆったら
「秘密はよくないよ、体に悪いよ」って言われた笑
ちょうどいいので彼にまた
ビール飲めるお店につれてってもらった
インドではトマトが美味しいことが分かったので
トマト・チーズ・卵入りスープにした
優しい、本当美味しい
ここで彼とまた人生について語った
彼は日本語上手だけど、話すだけ
読み書きはできないってゆってた
「日本語おれ読めないけど、なんかダメ?
別に地球の歩き方読めなくても生きていけるよ」
ってゆってた
その通りすぎる笑
インド人のなんかやけに
ストレートなところがすごいおもしろい
「ビール好きなら、一緒に今日飲もうよ。
うちのゲストハウスに遊びに来たら
みんなと飲めるよ、ビールおごってあげるよ」
ってゆわれて、いやいや
こいつはいいやつだけど
それは無理だわ!と思って断ったら
「いつも、断る時は俺の目をしっかり見つめてくれるね。
悲しいよ」
って言われたw
すごいきっとその通りだったんだろうなあ
適格すぎて、本当おかしい
日本人では絶対口にしないようなことも
ずばずばゆってくる
気持ちがいい
一枚の写真にヤモリが6匹も移りこんだ
あれ、これヤモリだっけ?イモリだっけ?
「どっちでもいいよ。どっちでも今日が楽しければ」
と、また諭された
うん、なんか考え方のスケールがでかいんだインド人。笑
帰り道
夜道にいる牛はこれまた存在感ありすぎて
寝られてるとまじで通れなくて困る
そして別れ際、すごい気になってた
昼間に大量に見た
オレンジ色の集団について聞いてみたら
彼が教えてくれた
「インドのヒンドゥー教徒たちが
シヴァ神のお祭りで今、みんなバラナシまで巡礼にきてるの。
オレンジ色の服きた人たちが
みんなガンジス川まで何日もかけて歩いてきて
ガンガーのお水もって帰る。
これでお祈りするよ」
だそうだ
シヴァ神の祭りだったのか!!!
このオレンジ色の集団はほんとに勢いがすごかった
バラナシの町どこ歩いててもとにかく
オレンジ、オレンジ、オレンジだらけ
しかもみんな裸足
みんななんかこのステッキみたいなのもって
ガンジス川の水入れる容器を首から下げて
意気揚々とガンガーに向かって歩いてた
時期の詳細はよくわかりませんでしたが
どうやら8月のバラナシはこのシヴァ神のお祭りで
大量にオレンジの巡礼者たちが集まるらしい
で、しかもとりわけ月曜日がメインだから
バラナシの8月の月曜日は本当に
オレンジでごった返して大渋滞で大変らしい
私は月曜日にはあたらなかったけど
それでも十分すごかった
雨季のインドはおすすめしない
特にバラナシは牛のフンと雨がまざって
最悪・・みたいな情報しかなかったけど
実際行ってみたら、8月
運が良かったのかわからないけど
一回も雨降らなかったし
かつこのオレンジの集団に会えたからすごい面白かった!!
雨季のインドはだめかなー。。と思ってる人がいたら
ぜひこれを楽しみに行ってみてほしい!!
彼らをみてるだけでも楽しめる
それにオレンジ集団は若い人が多くて
めっちゃ元気
なんもゆってないのにカメラもってる私をみるなり
嬉しそうに勝手にポーズしてくる!
頼んでないのに
写真とっていいよ、おれたちの、って言ってきて勝手にポーズとったり
ガンジス川でのオレンジの勢力は
ものすごい
もちろん彼らもプジャー見たり
コールのかけあいみたいになってて
梅雨開けの海開きみたいなテンションで
ガンジス川に入って大はしゃぎしてて
もう元気ありあまってた
彼らのせい(おかげ?)かもしれない
あたしが思い描いたガンジス川とは
まったく違うものだったのは笑
なかなか町中にオレンジを着た
青年たちがあふれかえることないので
8月インド行く際にはぜひ体験してみてほしい!
逆に、雨季のバラナシで残念だったのは
ガートが川に埋まってしまってて
ガート沿いをお散歩できなかったこと
ガンジス川って、やっぱあの川に沿って
ずーっと階段と道がつづいてるような
有名な感じを想像してましたが
雨季は、ちょっと違う光景。
ガートが続いていないので
色んなガートに行くには陸に戻って
道を回ってまた別のガートにいかなきゃいけない
さらに、プジャーがやってるスペースも
水に埋まってしまっているので
だいたい7月から9月は
建物の屋上でプジャーが開催されるんだそう
規模も少し縮小してしまうらしく
私もすごい遠くからしか見えなかった
プジャーを間近で見るには
やっぱ乾季が一番
これでまた、バラナシでやり残したことが
たくさんできてしまったので
またバラナシに来たい気持ちが
どんどん高まってゆきます
旅欲とどまるところを知らない
明日はラストバラナシ!