シンガポールは他民族国家
何度も書いていますがシンガポールは
人種のるつぼ
本当にいろんな人種がいて
それはそうなんだけど
日本人のわたしからすると
こんなにも色んな宗教の人々と触れ合うのも
シンガポールに住んでみてこれが
初めての経験だし
こんなにも世界の人々には
宗教とゆうものが深く根付いているのか
と、シンガポールに住んでみて初めて知った
これはシンガポールに住んでみてよかった
と心から思うことの1つ!
そんな環境で生活出来ているからこそ
シンガポールの祝日があたしは楽しみで楽しみで仕方ない
なんたってシンガポールの祝日は
各宗教の大切な日がそれぞれ祝日になっているから
中国の旧正月
ハリラヤハジ
ベサックデーなどなど
そして今年2016年のディーパパリ
Deepavaliが
今日、10月29日でした
ディーパバリの日程は毎年変わるそう
それもそう
まずディーパバリとは
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ディーパバリは、別名「Festival of Light(光の祭典)」と呼ばれている。由来には様々な説があるが、一般的なものとしては、悪に対する善の勝利(闇に対する光の勝利)を祝う祭とされる説が有力。
悪の象徴「ナラカスラ」が独裁政治を行う中、家臣たちが主教「クリシュナ」に助けを求めた。善の象徴「クリシュナ」がナラカスラを破り凱旋した夜が新月だったことから、家臣たちが祝福のため、暗い街をランプで照らして祝ったという言い伝えがある。ディーパバリでは、この伝説を継承し、オイルランプに灯りをともして善の勝利を祝うとされている。街中がランプの灯りに包まれるエキゾチックな祭典。
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引用 :http://tripping.jp/asean/singapore/32983
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ディーパバリ」はサンスクリット語。ヒンズー語では「ディワリ」と呼ばれていて、インド北部ではではこの行事は「ディワリ」と、インド南部ではシンガポールと同じく「ディーパバリ」と呼ばれています。
この行事、ヒンズー教の新年のお祝いにあたるため、ヒンズー教最大にして最重要なお祭りとして知られています。
ディーパバリの日は毎年ヒンズー教の暦で変動しますが、だいたい10月、11月がほとんど。
そして、もちろんシンガポールではディーパバリの当日は祝日になります。
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引用:http://singapore.navi.com/special/5057652
とゆうことでヒンドゥー教の暦で毎年日付が変わる
ディーパバリ
ヒンドゥー教のお正月にあたるお祭りみたいなもの
せっかくならば
インド人が集まるリトルインディアへ行って
現場の空気感じてきます
とりあえずカメラ片手にみんなで
リトルインディアに行ってみたのですが
とりあえず
まず
イルミネーションが
めっちゃいい感じ!!!
どこまでも続くこのイルミネーション
クリスマス前の日本だと何もないこの時期
シンガポールはディーパバリがあるから
いいね!
みんな横断歩道の信号が青になった途端に
道路の真ん中にたって
必死に写真撮影
インド人て自撮りが好きだから
今日はいつもに増して
みんなが自撮りしてるのが
すごく可愛かった
さて、リトルインディアに来てみたものの
どこが今日、ディーパバリで熱いゾーンなのか
全くわからない..
とりあえずで歩き出したものの
人がやばい
日本のミレナリオとかハロウィンの渋谷に比べれば
全然大したことないけど
でも
ここは
シンガポール
こんなに人がごった返してるのはなかなか珍しい
もともとリトルインディアは
土日に無料で料理を振る舞っているから
土日の夜は異常なまでのインド人でごったかえしてはいるんだけど
それにも増して
今日はすごかった
どこもすごい人なんだけど
とりたてて意味わからなかったのが
ムスタファセンター
このムスタファセンターの入り口にすごい人が押し寄せてて
ものすごい行列ができてた
なんでみんなよりによってディーパバリの日に
ムスタファセンターに押し寄せてるんだろう。。??
その近くの広場にはとにかく
インド人が集まりまくってるんだけど
とにかく男、男、男、男
インド人の男性しかいない
見事なまでに観光客みたいな人も誰もおらず
インド人男性しかいないので
かなり怖い!
大通り一本外れるとやっぱ
リトルインディア怖いわ。。
リトルインディアにいるインド人は出稼ぎの人が主なので
高給取りのインド人とは違うから
やっぱりちょっとやべー雰囲気もあるし
奥さんや子供を国に残して一人頑張ってきてるであろう
男たちが大集結してる場所。
でも、インドで感じたなんかあの
フレンドリーなめんどくさいくらいに絡んでくるインド人っぽさは
ここだとあんまり感じない
シンガポールだから、おとなしくしてるのか?
インドで感じたインド人とはまた全然違う感じがする
(バラナシがおかしかっただけかも)
果物も振舞われてた
セラングーンロード沿いにたってるHDBだか
コンドだかの一階で
何やらみんな集まってたので覗いてみると
花火してた!
シンガポールで誰かが花火してる光景を初めて見たし
しかも、なんか爆竹鳴らしまくってて
かなり凶暴な花火だった。笑
ディーパバリの日は特別
警察も寛容になってるのかな??
でも人はやっぱすごいけど警官はそこまで多くなかった
そして今まで中入ったことなかったけど
沢山人が出入りしているので
せっかくなのでこの機会に
「スリ・ヴィラマカリアマン寺院」へ
中は土足厳禁
ここは普段も誰でも入れるのですが
今までちょっとどうやって入ったらいいのか
わからなかったりして敷居が高かったけど
今日は観光客も多く出入りしてたので入りやすかった
中では敬虔なヒンドゥー教徒がお祈りしてる姿がとても、印象的だった
中ではこの裸の人が回ってきてくれて(シヴァ的な存在なのかな?)
お祈りしている人の額に
何か白い粉をつけてくれます
これは後から知ったのですが1日に4回
8時、12時、18時半、21時に行われる
プジャなんだそうな
大量に置かれてた
ここから火を灯して
それをシヴァに渡してお祈りする
中でこんなことが繰り広げられているとは
全く知らなかったのですごい驚いたし
ヒンドゥー教徒の敬虔なお祈り姿を
生で感じることができてわたしはすごく感動した
普段はインド人うそつきばっかり!適当!もう!
と思うことが多いけど
やっぱりみんな生きるのに必死なだけなんだよね
何かにすがって
必死に生きている中背景のこの宗教的な一面は
なかなか見ることができないので、すごく神聖な気持ちになった
特に日本人のわたしには
ここまで敬虔なお祈りをする姿の人自体を
目にすることはなかなかなかったので
ミャンマーの寺院
ブータンでの五体投地についで
ヒンドゥー教徒の一面も垣間見れて嬉しかったし
本当にいつも宗教の力には驚かされるばかりです
観光客っぽい人の姿もちらほら
我々も、ここにならんでお祈りすると
この人におでこに白い粉をつけてもらえます
いやぁ。。。
素敵な空間だった
なんでだろうな
人が何かに真摯に向き合ってる姿とか
真剣に何かに打ち込んでいる姿って
やっぱりなんだかすごく感動する
多分、Deepavaliじゃなくて普段きても
雰囲気は同じだと思うのですが
なんだろう
うちらが初詣に行くような気持ちで人が多く集まっていた気がする
そのあとはメインのセラングーンロードから
Buffalo Roadの反対側
リトルインディアアーケードらへんへ
ここにはDeepavaliの期間中
1ヶ月間くらい?屋台が出てて
ディーパバリ用のお祈りグッズとかが売ってるんだけど
何かと思ったらこれもお祭りグッズの1つみたいで
屋台で大量に売ってた
花火とか爆竹とか大量に売ってて
さっきみた花火と爆竹はこれか!と
インド人のお宅にディーパバリの時期に
遊びに行かせてもらえる機会があったら
すごい面白いんだろうなーー
でもこれらをみると
もうどんだけ派手な家になっちゃってるのか!?笑
そしてこのアーケードの中ですが
なぜか爆竹を鳴らしまくってる空間があり
めちゃくちゃうるさい!!!!
あそこは、心臓に悪い。w
まじで、こんなに人がごった返してる中で
爆竹がなるたびにテロかと思ってびびるし
そのビクってなってるわたしをみて
笑ってるインド人
なんなの?!笑
かなりうるさいし疲れるけど
でもそんな文化も行ってみて初めて感じられること
これも経験だ。。
いやああ
でもディーパバリ
すごいいつもに増してインド人の勢いを感じられて面白かった
イルミネーションはセラングーンロードがメインになってて
それがずーっと長い距離続いてますが
メインはSerangoon RdとRochor Canal Rdが当たるところらへん
屋台は色んなところにありそうですが
私はリトルインディアアーケードの屋台へ
また当日行ったらもう店終いしたっぽい
屋台がたくさんあったので
屋台を楽しみたい場合には
ディーパバリ当日じゃなくて
前日までに行った方が楽しめそうだった!
当日にはもう閉じてるところが多かった
イベント会場とか花火があがったりとか
何か特別なことが行われているのかはわからなかった
とりあえずわたしは遭遇することはなかったけど
このイルミネーションと
インド人の新年のお祭りの勢いと
真摯にお祈りする姿とを
肌で感じられて、よかった
シンガポールの休日といい多民族国家といい宗教観といい
まだまだまだまだ底知れぬものがある!!
10月29日の今日は
シンガポールと日本の国交50周年をお祝いするイベントもあり
それにかこつけて
Zentaiという集団?が
オーチャードらへんを全身タイツで歩き回るイベントもあった模様。笑
また日本では異常なまでに
盛り上がりまくってるハロウィン
シンガポールではそこまでだけど
チラホラ仮装してる人もいたしイベントもやってるっぽかった
盛りだくさんな1日の中で
ディーパバリを体験しに行く、と決めた私たちの
この感性を我ながら大事にしていきたい